さあ、試合開始です! と、思ったら・・・
1アウト後の次のバッターの時にアクシデント。ファールフライを追っていったナオヤとキョウイチが交錯。二人共倒れたまま動かず。一瞬、スタンドが静まり返りました。ナオヤは大丈夫だったんですが、キョウイチは立てずにそのまま病院に直行。みんなが心配する中、試合は再開されました。
その裏、キョウイチのファイトに後押しされたのか、ヒットで出たコウキをユウトが三塁打で返し、次のナオヤがキョウイチの分もとレフト前タイムリー。2点を先制しました。
これは行けると思った矢先の2回、8番バッターの投手、それも女の子にライトオーバーを打たれ、あっという間に同点にされてしまいます。
その後、4回に1点、5回にはホームランで2点追加され、5対2。こちらの攻撃は力の無い打球や、内野フライが多く2回以降得点を挙げることができませんでした。
試合はそのままでゲームセット。合同チーム最後の試合が終わりました。
試合後、キョウイチが大事に至らず大丈夫だという報告を受けホッとしたものの、本当は今日勝って、次の試合では傷だらけのキャプテンと一緒に戦いたかったと誰もが悔しさをにじませていたのではないでしょうか。
今日の試合では勝利の女神は微笑みませんでしたが、君たちには必ず野球の神様が付いています。自分を信じ、仲間を信じ、6年生は中学生になってそれぞれの道で、5年生は今日の悔しさを糧とし、4月からの大会に向けて努力してください。そうすれば必ずや女神は微笑んでくれます。
最後に、君の力が仲間を信頼させているんじゃない! 仲間の信頼が君に力を与えているんです! 頑張ってください! そして6年生お疲れ様でした!
春の全国大会初戦